チャレンジャー大会で優勝したフィス
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのBNPパリバ・プリムローズ(フランス/ボルドー、クレー、ATPチャレンジャー)は19日、シングルス決勝が行われ、第1シードのA・フィス(フランス)が第2シードのP・マルティネス(スペイン)を6-2, 6-3のストレートで破り、2023年1月のオエイラス・インドア2(ポルトガル/オエイラス、室内ハード、ATPチャレンジャー)以来 約1年4か月ぶり2度目のチャレンジャー大会優勝を飾った。

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19歳のフィスは1月のASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、ATP250)での4強入りが今季最高の成績。ここまでツアー13大会に出場しマッチ13勝13敗を記録している。

そのフィスは前週のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)で初戦敗退を喫したため、母国で行われたBNPパリバ・プリムローズに参戦。初戦となる2回戦から準決勝までの3試合で1セットしか失わず、決勝に駒を進めた。

トップシード対決となった決勝戦の第1セット、フィスは開始から2度のブレークに成功しゲームカウント5-0と大きくリード。サービング・フォー・ザ・セットとなった第7ゲームでは5度のセットポイントを活かせずブレークバックを許すも直後の第8ゲームで3度目のブレークを奪い先行する。

続く第2セット、フィスはファーストサービスが入ったときに88パーセントの高い確率でポイントを獲得し1度もブレークポイントを与えず。自身は第2ゲームでブレークに成功する。サービング・フォー・ザ・チャンピオンシップとなった第9ゲーム、最後はこの試合10本目のサービスエースで締め、1時間26分で勝利した。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにフィスのコメントを掲載し「優勝できて本当にうれしいよ。僕にとっては完璧な1週間。手強い相手との厳しい試合もあったけど、このトーナメントで優勝できて本当にうれしい。全仏オープンでプレーするのを楽しみにしている」と明かした。

なお、フィスはこの勝利により、5月20日付ATP世界ランキングで4つ順位を上げ30位に浮上しキャリアハイを更新した。


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