イガ・シフィオンテク(ポーランド)によると、彼女は世界ランク1位の座を維持するプレッシャーに押しつぶされ、2023年をトップで終えるのに相応しかったのはアリナ・サバレンカ(ベラルーシ)だったという。

シフィオンテクはチャイナ・オープンとカンクンで行われたWTAファイナルズで優勝し、サバレンカから1位の座を奪還。

シフィオンテクは全米オープン4回戦で敗退した時にメンタル面に変化が起き、シーズン後半の復活に繋がったことを明かした。

EUROSPORTによると、シフィオンテクは「多くのことを学んだ厳しい1年だったし、誇りに思う。年間最終結果は私の期待以上だった」、「私が1位に戻ったのはWTAファイナルズで、大きなプレッシャーと奇妙な状況下で起こった」と語った。

サバレンカは全豪オープンでのグランドスラム初制覇で今季をスタートさせ、全米オープンでは決勝に進出した。だが、WTAファイナルズ準決勝でシフィオンテクに敗れ、年間最終ランキング1位の座を失った。

1位を奪還したシフィオンテクは、「彼女はそれ(1位)に値する。彼女は素晴らしい1年を過ごした。グランドスラムで優勝し、さらに他のグランドスラムで決勝に進み、準決勝にも2度進出した。素晴らしいシーズンだ」とコメント。

また「私はシーズン中盤に世界ランク1位維持のプレッシャーに少し押しつぶされていたから、他のことに集中するようにした。全米オープンまで自由にプレイできていなかったのはそのせいだった。そこで私は見方を変え、別のアプローチをとる必要があることに気付いた。いつもそうしようとしているが、常にうまくいくわけではない」と話した。

(コメント引用元:https://www.eurosport.com/tennis/iga-swiatek-told-eurosport-she-found-the-pressure-of-defending-her-status-as-world-number-one-overwh_sto9912290/story.shtml)