卓球・シンガポールスマッシュの女子シングルス2回戦が3月12日、シンガポールで行なわれ、平野美宇(木下グループ)は元ヨーロッパ女王のエリザベタ・サマラ(ルーマニア)にゲームカウント3−0で快勝し、3回戦進出を決めた。
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 1回戦で早田ひな(日本生命)とのパリ五輪日本代表対決を制して勢いに乗った平野は、この日も危なげない試合運びを見せた。第1ゲームでミスが出たものの、力強いサーブで攻め込んだ平野が11-9で奪取。第2ゲームは劣勢に立たされるも、粘りを見せた平野が11-6で連取。第3ゲームも相手に付け入る隙を与えず11-6で奪い、ストレート勝利を収めた。

 試合後、中国メディア『捜狐』は「なんたるクレイジー! 平野美宇がエリザベタ・サマラに3−0で圧勝した」と報道。「最近、非常に良い状態を保っている平野が、またしてもストレート勝ちし、簡単に16強入りを決めた。正気の沙汰じゃない!」と驚きをもって伝えた。
  同メディアは「平野美宇は16歳でワールドカップ女子シングルス、17歳でアジア選手権女子シングルスを制した」と過去の輝かしい成績を振り返ると、続けて「その後浮き沈みはあったものの、平野はパリ五輪出場を決めただけでなく、最近では王芸迪(中国)や早田ひなを3−0で破るなど、その勢いは凄まじく、再び我々の重要な対戦相手になった」と警戒を強めた。

 また、3回戦ではライバルの伊藤美誠(スターツ)との“みうみま対決”が決定。同メディアは、「はたして最後に笑うのは誰か。サスペンスはまだ残っている!」と14日の試合を楽しみにしている様子を見せた。

構成●THE DIGEST編集部

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