現地4月12日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平の銀行口座から1600万ドル(約24億5000万円)を不正に電子送金したとして、銀行詐欺の疑いで訴追された元通訳・水原一平容疑者が米ロサンゼルスの連邦地裁に初出廷した。
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 米メディア『The Athletic』のサム・ブラム記者のXによれば、水原容疑者はこの日、足かせをつけて出廷したという。「彼は2万5000ドル(約380万円)の保釈金を支払い釈放された。彼は許可なくカリフォルニア州中央地区から出られない、大谷翔平と接触してはいけない、ギャンブル依存症プログラムを受けなければならない」といった条件つきで保釈されたと伝えている。

 しかし、米国では未だに大谷の関与を疑う声も少なくない。米人気ポッドキャスト番組『Baseball Is Dead』のホストを務めるジャレッド・カラビス氏はXを通じて、アンチを一蹴した。

「連邦捜査当局が大谷翔平は完全に無罪だとしているにもかかわらず、この状況で彼が何らかの不正行為で有罪になることを願っている人々の多さは、私にとってはただ奇妙で唖然とするばかりだ。なぜそんなことを言うのか理解できない」

 このカラビス氏の意見に対し、またしてもコメント欄は炎上。米フォロワーからは以下のような反論が寄せられた。
 「1600万ドルがどうして消えたのか」
「普通なら気付くであろう」
「彼が関与していないと考えるのは難しい」
「MLBとドジャースの明らかな隠蔽行為だ!」
「大谷だけでなく彼の側近も気付かないなんておかしい。納得できない」
「大谷の承認なしに水原氏が1600万ドルも送金できたというのは、ちょっと奇妙に思える」
「大抵のことは、こんなにきれいにまとまるはずがない」
「人々は成功した人が失敗するのを見るのが大好きだ」

 同日、今季4号を放ち、松井秀喜氏が持つ日本選手最多のメジャー通算175号本塁打に並んだ大谷。身の潔白も証明され、いよいよ本格的な“ショータイム”が始まりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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