鈴木亜美と後藤真希が、4月28日に都内で「鈴木亜美&後藤真希 25th Anniversary Talk Show 〜鈴木と後藤のふたり旅 Final〜」を開催した。

■鈴木亜美の言葉に後藤真希が涙

同ツアーは、1995年から2002年まで放送されたバラエティー番組「ASAYAN」(テレビ東京系)からデビューした2人のデビュー25周年(※後藤は9月で25周年を迎える)を祝って行われたもの。この日は、初となる全国トークショーツアーのファイナル公演で、第1部と第2部の2部制で開催された。

第1部では、4月21日の宮城公演後のエピソードを披露したオープニングトーク、来場客のジェスチャーを見て2人がお題を当てる「ジェスチャーものまねゲーム」やファンと共にチャレンジする「お絵描きしりとりゲーム」といった企画コーナー、プレゼント抽選会、記念撮影からライブコーナーまで、トークあり、ゲームあり、ライブありの盛りだくさんの内容で、詰め掛けたファンを喜ばせた。

最後の締めコメントでは、鈴木の「こんなに楽しいと思わなかった」という言葉に、後藤が思わず落涙。その涙を見た鈴木までももらい泣きする場面もあった。

全国5カ所10公演を駆け抜けた2人に、ツアーの感想や今後やってみたいことなどを聞いた。

■鈴木亜美がアイドルファンの掛け声に感激

――ツアーの感想は?

後藤:本当にあっという間過ぎて、「もっとやりたかったな」っていう気持ちになりました。ここ数年行けてなかった岡山や仙台に、2人で行けてすごく楽しかったです。あと、お互いのファンを、回を追うごとにちょっとずつ覚えていく感じも楽しかった!

鈴木:毎回ファンの方が温かくて、アットホームな感じで、ライブの時とかお互いのファンの掛け声がどんどんそろっていくんですよ。それがすごくうれしかったです。特に真希ちゃんのファンの掛け声は“L・O・V・E”的な「まーきっ!」っていうのがあるんですけど、私にも「あーみっ!」っていうのを入れてくれたりとかして、すごく一つになれた感じがしました。私のファンもいい刺激をもらったと思います(笑)。

後藤:普段の亜美ちゃんのライブは「あーみっ!」(という掛け声)はないの?

鈴木:ないの、ないの。ジャンプしたりとか「オイッ!」みたいなやつとかだから。

――印象の残っている思い出は?

後藤:亜美ちゃんは公演が終わったらすぐに(ビールのブルタブを)「プシュッ!」とやって、気付いたら(晩酌を)始めてる(笑)。だから、移動する時も“片手にビール”で駅に行くから、最初はファンの子たちがびっくりして、私に「亜美ちゃん、もう飲んでるよ」って報告してきてたのですが、次の公演では亜美ちゃんと“ジェスチャー乾杯”をしていました。

鈴木:真希ちゃんはめちゃくちゃ美容に詳しいし厳しいから、「見習わないとな」と思っていい刺激をもらっています。ネイルとかするようになりましたもん(笑)。最近ずっと“ママ”が定着していたのですが、真希ちゃんから刺激をもらって久しぶりに“女子”になれました。

■鈴木亜美が後藤真希との関係を告白「磁石のS極とN極みたい」

――ツアーを通して見つけた互いの新しい一面は?

後藤:ツアー前から「亜美ちゃん、荷物少なっ!」って思っていて。でも、「今回ツアーだし、泊まりもあるからどんなバッグを持ってくるのかな?」って思っていたら、本当に小っちゃいバッグで来てて…。私、キャリーバッグなのに! それにすごくびっくりしました。

鈴木:いい感じのマイペースさがあって、すごく過ごしやすいんですよ。私はすごくせっかちでどんどん仕切っていく感じなので、磁石のS極とN極みたいな、すごくバランスが良かったので、「もっと早く知れたら良かったな」って思いました。

――クリスマスライブ、トークショーを経て、次にやってみたいことは?

2人:フェスです!

鈴木:「a-nation」みたいなね。どんどん規模を大きくして、私たちがゲストを呼んで。

後藤:同じ会社で仲良いチームをたくさん作って、みんなで集まってね!

鈴木:「楽しいことをやりたい!」っていう人たちを集めて、いつかかなえばいいなって思っているんです。

◆取材・文=原田健

■「鈴木亜美&後藤真希 25th Anniversary Talk Show〜鈴木と後藤のふたり旅 Final〜」<ライブコーナーセットリスト>
◇4月28日(日)◇東京・竹芝ニューピアホール

M1:Love the island(鈴木亜美)
M2:Delightfui(鈴木亜美)
M3:BE TOGETHER(鈴木亜美)
M4:愛のバカやろう(後藤真希)
M5:宝石(後藤真希)
M6:LOVEマシーン(後藤真希)
M7:BABY!恋にKNOCK OUT!(鈴木亜美&後藤真希)