<支配種>チュ・ジフン“チェウン”とハン・ヒョジュ“ジャユ”の絆に亀裂…視聴者やきもき「あと2話で終わるの!?」
■チェウンとジャユに芽生えた絆が…
「支配種」は、大統領テロ事件の真相に迫る元軍人のチェウンと、彼が意図的に接近する人物ジャユを中心に巻き起こるサスペンス。
チェウンは、テロの生存者で人工培養肉事業を手掛ける国際企業・BF社のCEOジャユ(ヒョジュ)に疑いを持ち、彼女のボディーガードとなってBF社に潜入した。だが、共に数々の危険を乗り越えるうちに2人には特別な絆が芽生えていた。さらにチェウンは、BF社が培養した人工臓器を移植され命の危機を脱した“初めての成功例”にもなった。
そんな中、7、8話では新たにBF社内部からスパイが見つかり、それをきっかけにジャユがチェウンの秘密を知ってしまう展開が描かれた。
■チェウン、自ら秘密を告白
チェウンと共に警護人を務めていたキム・ホスン(カン・イアン)が何者かに刺され、命を落とした。その後、BF社内部の人物がスパイとして糸を引いていたことが判明。ホスンのため、そして“裏切り者”に手を上げようとしたジャユを止めるため、チェウンは裏切り者を押さえつけ、声を荒らげた。
「私を面接リストに載せたろ?私を警護人にしろというドーソンの指示で。私を見くびるな。誰がホスンを?誰が殺した?」
この発言で、チェウンが警護人としてBF社に来たのは偶然ではなかったとジャユは知ってしまった。「何を探りにきたの」と問い掛けるジャユに、チェウンは「ユン・ジャユ代表が爆弾テロを仕組んだか」と告白。ジャユは「私をテロ犯だと疑うなんて人間のクズ。誰よりも最低よ」「辞表もいらない。クビよ」と吐き捨て去った。
■「偶然ではありませんでした」
社内にもスパイが入り込み、誰が敵かも分からない不安な状況下、命懸けで警護するチェウンはジャユにとって唯一信じられる存在。ジャユはチェウンの家に寝泊まりし、チェウンの猫・マンシクをかわいがるなど、2人で過ごす時間には安らぎすら芽生え始めていた。
だからこそ、チェウンが意図的に自分に近づいたと知ってジャユが受けたショックは大きい。いつもの冷静さを失い「警護人なのも?」「最初に発表会へ来たことも?」と畳み掛けるように問い掛けるジャユに対し、チェウンは「偶然ではありませんでした」と静かに答えるばかり。視聴者からも「言い訳しないチェウンがもどかしい」「あの2人の穏やかな時間はもう戻ってこないの?」といった声が上がった。
■「私の任務は何も終わっていません」
だが、チェウンはまだ諦めていない。怒りとショックで心を閉ざすジャユに向かい、「最後に役に立たせてください。キム・ホスンを殺した男を捕まえる」「私の任務は何も終わっていません」と訴えた。
5月8日(水)に配信される9、10話で、ストーリーは完結する。ジャユは8話で、総理ソヌ・ジェ(イ・ヒジュン)を敵に回してまで、人工臓器の培養に成功したことを公表し世界を震撼させた。BF社とジャユの未来は、そしてチェウンとの絆の行方はどうなるのか。
問題山積のまま残り2話と迫り、視聴者からも「あと2話で本当に終わるの?」「どんな終わり方するのかまったく読めない」「最終回、来てほしいような来てほしくないような…!」と、早くも終幕を惜しむ声が上がっている。
◆文=ザテレビジョンドラマ部