指揮官ビエルサは今も2人をチェックしている

2022年のワールドカップ・カタール大会でグループステージ敗退に終わったウルグアイ代表は、指揮官にマルセロ・ビエルサを迎えて若返りへと動いている。

チームにはレアル・マドリードMFフェデリコ・バルベルデ、パリ・サンジェルマンMFマヌエル・ウガルテなど若手から中堅へ優秀なタレントは揃っている。

しかし、前線に関しては別だ。37歳のFWルイス・スアレス、エディンソン・カバーニの偉大なるベテランFWコンビは今も特別な存在なのだ。

スアレスはアメリカのインテル・マイアミ、カバーニはアルゼンチンのボカ・ジュニアーズに所属しており、両者とも欧州5大リーグを離れている。それでもビエルサは2人のことをチェックしていると語っており、今夏のコパ・アメリカへ2人が重要戦力になる可能性もある。

「カバーニとスアレスには資格がある。きっちりと試合を見て決断を下すよ。彼らの試合で見逃したものはないからね」

リーグレベルには議論もあるだろうが、スアレスはマイアミで10戦7ゴール5アシストと抜群の成績を残している。カバーニも3月3日のベルグラーノ戦でハットトリック、30日のサン・ロレンソ戦でも1ゴールを奪うなど結果を残している。

リヴァプールで活躍するダルウィン・ヌニェスもいるが、中盤に比べると層はそこまで厚くなく、経験豊富な選手も限られている。ベテランFWコンビは今夏のコパ・アメリカでウルグアイのキーマンとなるかもしれない。