ペップは試合後に説明

延期となっていたプレミアリーグ第34節でトッテナムを相手に2-0で勝利を収めたマンチェスター・シティ。

苦手なアウェイでの試合だったが、エースストライカーのアーリング・ハーランドの2ゴールでシティが2位アーセナルと2ポイント差で首位に躍り出た。残る最終節でウェストハムを相手に勝利を収めれば、アーセナルの結果に左右されずプレミアリーグ4連覇を決めることができる。

最終節のウェストハムも簡単な相手ではないが、気になるのはトッテナム戦で負傷したケビン・デ・ブライネとエデルソンの怪我の状況だ。エデルソンはトッテナムのディフェンダー、クリスティアン・ロメロと激しく衝突し69分にシュテファン・オルテガと交代している。一方、デ・ブライネは相手との接触で足を負傷。一時はピッチで痛そうな姿を見せていたが、その後数分間プレイ。しかし最終的にエデルソンと同じ69分にジェレミー・ドクと交代している。

指揮官のペップ・グアルディオラは試合後、英『Manchester Evening News』にて2人の負傷状況について説明している。

「ケビンは足首に問題を抱えている。エデルソンは目を蹴られて腫れている。彼はまともに見ることができなかった。ドクターは彼を代えなければならないと言った。ドクターがそう言うとき、私にはそうするほかない」

デ・ブライネは足首に負傷を抱えており、エデルソンは激しい衝突が原因で視界が悪くなっていたようだ。しかしエデルソンに関しては脳震盪ではないことを認めており、ウェストハム戦への出場への可能性もあるようだ。

守護神の負傷というアクシデントによる起用で期待に応えたオルテガ、ダメ押しとなるPKを獲得した途中出場のドクの活躍もあり、貴重な勝利を果たしたシティ。前人未到のプレミア4連覇まで残り1試合。新たな歴史を刻むことができるのか。果たして。