ジャマイカが生んだ〝レゲエの神様〟の伝記映画「ボブ・マーリー:ONE LOVE」(17日公開)のジャパンプレミアが14日夕、都内で開催。ボブ・マーリー役の英俳優キングズリー・ベン=アディル(37)、レイナルド・マーカス・グリーン監督(42)、製作担当のレゲエミュージシャンでマーリーの長男ジギー・マーリー(55)がレッドカーペットを歩いた。

 大ファンのお笑いコンビ「チョコレートプラネット」松尾駿(41)もスペシャルアンバサダーとして参加。レゲエにハマったきっかけを明かした。

「19、20(歳)ぐらいの時に、日本でも世界でもダンスホールレゲエがはやった時にレゲエ聴き始めて、そこからさかのぼっていろんなのを聴くことになって、やっぱりボブ・マーリーに辿り着いた。そっからですね」

 ネタなどでは、レゲエのラスタカラー(赤・黄・緑)の網シャツを着て踊ったりしているが「今日は(シャツは)置いてきました」。日本のレゲエ第一人者に、公の場では「あんまやんないほうがいいよ」と言われたそう。この日は黒のタキシード姿でピシっとキメ、靴下、ポケットチーフ、蝶ネクタイをラスタカラーにこだわった。

「日本のお笑い芸人が(レゲエネタを)やってて、どういう人だってのが分かった上でやる分にはいいんですけど、あんまり監督さんだったりジギーさんだったり…なんかあんまりそういうのは内輪じゃないと思って…」

 松尾が正装ならと、黄色の網アミドレスを身にまとい現れたのは、もう1人のアンバサダーで女優の高岡早紀(51)。「10代の時、ボーイフレンドがレゲエ大好きで、紹介してもらって聴くように…。私の青春はレゲエと共に…」と告白した。

 そんなオープンな高岡は、フォトセッション時にもグリーン監督らに英語で積極的に話し掛け、コミュニケーションをとっていたが、松尾はガチガチ。隅で地蔵のようになっていた。憧れの人の愛息らと対面した感動しかない様子だった。