西武園競輪場で20〜23日の日程で開催される令和6年能登半島地震復興支援競輪GⅢ「開設74周年記念 ゴールド・ウイング賞」のPRのため、関係者が18日、東京・江東区の東京スポーツ新聞社を訪れた。

 S班からは深谷知広(34=静岡)、真杉匠(25=栃木)、山口拳矢(28=岐阜)、脇本雄太(35=福井)の4人が参戦。埼玉の英雄・平原康多(41=埼玉)をはじめ宿口陽一(40=埼玉)、武藤龍生(33=埼玉)、森田優弥(25=埼玉)ら地元勢の躍動にも期待がかかる。

 ここ2年はGⅠオールスターを開催したため、当地での記念開催は3年ぶり。埼玉県県営競技事務所の笠原英之所長は「昨年オールスターを制した真杉(匠)選手が西武園に凱旋します。地元の平原(康多)選手には結果を出してS班復帰への足掛かりにしてほしい」と力を込め「イベントも全世代向けから、競輪ファン向けまでいろいろやります。観戦にもいい季節ですよ」と来場を呼び掛けた。

 これまで平原オシを貫いてきた西武園競輪キャンペーンガールの近藤みやびさん(30)は今年も…、かと思いきや「平原選手はもう殿堂入りしました(笑い)」と、ひとまず卒業を宣言。「今年はイケイケな走りの森田(優弥)選手に期待です。埼玉の新たなスターになってほしい」と、地元の若武者にエールを送った。

 イベントは21日にアニメ「リンカイ」「電音部」の声優のトークショー、23日には人気芸人どりあんずのステージなどを予定。現役選手では22日に郡司浩平(33=神奈川)、23日には武田豊樹(50=茨城)が来場する。売り上げ目標は55億円。