欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝第1戦(30日=日本時間1日)、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)はホームでレアル・マドリード(スペイン)に2―2と引き分けた。前半に先制を許し、後半8分に追いつくと、12分にイングランド代表FWハリー・ケインがPKを決めて勝ち越し。しかし試合終盤に追い付かれた。

 トーマス・トゥヘル監督は「スタートは非常に良かったし最初の1分で先制できたかもしれない。その後、ゴールを許して事態は悪化した」と振り返り「状況は明らかだ。(第2戦の開催地)マドリードで勝利し(決勝戦の会場)ウェンブリーに向かう。私にとってはまだ五分五分の試合だ。何が起きるか見てみよう」と力を込めた。

 エースのケインは「CLを手に入れることができれば素晴らしいシーズンになるだろう。しかし道のりは長い。アウェーのRマドリード戦は厳しい戦いになるが、私たちはやらなければならない。信念を持ってそこへ行き、勝利を目指していく」と意欲を語っていた。