27日からJRAの短期免許(6月26日まで)を取得したタイグ・オシェア(42=愛)が、同日の東京1R・3歳未勝利、ダ1400メートル)で日本初騎乗を果たし、2番人気エクサビットを2着にエスコート。まずまずのスタートを切った。

「初ダートで最初の1ハロンは戸惑っていたけど、その後はいいバランスで走れていました。ただ、勝った馬が強かったですね」とレースを振り返った鞍上。

 日本での初騎乗については「1レース目から有名な(キャロットファームの)勝負服で乗ることができてとても幸せです。ペースもドバイと似ている雰囲気で、乗りやすい印象を持ちました。日本の競馬はすべて組織になっていて、競馬に向かうまでもスムーズという印象ですし、ここから頑張っていきたいです」と好感触を伝えた。

 同騎手は拠点とするUAEでリーディングを12回も獲得しているジョッキーで、今年のドバイWCではローレルリバーに騎乗し、2着ウシュバテソーロに8馬身半差をつける圧勝を演じている。

著者:東スポ競馬編集部