2023年秋の叙勲で「旭日双光章」を受章した横田俊一郎氏(71・小田原医師会顧問、横田小児科医院院長)の祝賀会が3月3日、大磯プリンスホテルで催された。

会場には、牧島かれん衆議院議員や地元選出議員、近隣の首長、医師会関係者、友人など約200人が出席し受章を祝った。

発起人代表を務めた小田原医師会会長・渡邊清治氏は、医師会として祝賀会を開きたいと準備してきたといい、「横田先生は、地域医療のために多大な功績を残してこられたことはもとより、素晴らしい人柄は誰もが賞賛するところ」と言葉を贈った。

横田氏は「医師会活動は多くの仲間と続けてきた。受章は小田原医師会がもらったものと思っている」と感謝を伝えた。また小児科医の父が好きだった「知られざる名医」という言葉を紹介し、「そういう父の心意気が(自分が)医療を続けられる原動力になっている」と思いを述べた。

横田氏は東京大学医学部卒。東京警察病院小児科医幹、社会保険中央総合病院小児科部長など経て、1993年に父の後を継ぎ横田小児科医院院長に。小田原医師会では2009年から9年間にわたり会長を務めたほか、国や県の医師会などで多くの要職を務めた。