市内の商店主などが中心となり、2023年末に「七夕を楽しくする市民の会」が結成された。七夕祭りの主催者に祭りの今後のあり方などを具申しようと、月に1回の会合で白熱した議論を交わしている。

代表を務めるのは、平塚市料理飲食業組合連合会会長の水嶋一耀さん。安藤木材代表の安藤哲史さんやFM湘南ナパサ専務の鈴木弘之さんなども発足時のメンバーとして名を連ねる。

水嶋さんは「以前から活気が徐々に失われてきているが、昨年は特に知人から否定的な声が多かった。自分が大好きなものがけなされたようで傷ついた」と同会を立ち上げた経緯を語る。

3月19日に行われた4回目の会合には15人程が集まった。会合では、竹飾りを増やすために技術講習を行う、コインパーキングを活用し飲食エリアを増やす、案内ガイドを養成するなど様々な提案が出た。また、トイレや短冊を販売する場所が分かりずらいなど来場者からの意見も議題に上がり、対策を考える場面もあった。

水嶋さんは「提案内容は、湘南ひらつか七夕まつり実行委員会に伝える。全てが実行できるとは考えていないが、行動を起こさないと始まらない」と話した。

次回は4月25日(木)午後7時〜、ひらつか市民活動センター2階(見附町1の8)で開催される。参加希望者は水嶋さん(【携帯電話】090・4721・3344)へ。