お釈迦様の誕生日を祝い、命の尊さを分かち合う「八王子花まつり」が4月3日、JR八王子駅周辺と桑都テラスで行われた。ほら貝の音色が始まりを告げると、八王子消防記念会の木遣りの唄声と共に駅北口マルベリーブリッジを出発。八王子市仏教会の僧侶と、八王子芸妓衆らおよそ40人が西放射線ユーロードを練り歩いた。

桑都テラスに到着すると、八王子市仏教会名誉会長で妙経寺の小島正存師が導師を務め、灌仏会法要が行われた。参加者約50人と読経。会場は厳かな雰囲気に包まれた。

友人の誘いで初めて参加したという女性は「お経の意味を考えたり、想像したりといつもと違う時間が過ごせた」と話した。

その後も休憩をはさみ、八王子芸妓衆による奉納舞や林家木久蔵師匠による落語を楽しんだ。