任期満了に伴う綾瀬市長選挙(6月30日告示、7月7日投票)の立候補予定者事前説明会が5月12日に綾瀬市役所で開かれる。

同市長選を巡っては、今年3月に古塩政由市長(72)が自らの年齢を理由に今期限りで引退する意向を明らかにしている。昨年12月には元市議の笠間昇氏(52)、今年3月には市議の橘川佳彦氏(53)がいずれも無所属で立候補する意向を表明している。ほかにも新たに新人2人が出馬の意向を固めている。

綾瀬市選挙管理委員会によると、6月19日までに現職の市議が1人でも辞職すれば、市長選と同時に市議補選が行われる。告示日前日の6月29日までに辞職する議員が増えれば、欠員分の補選となる。

市長選挙と同時に市議補選が行われれば、1992年以来となる。当時の市長選挙には3期目を標榜する現職と新人3人の4人が立候補し、新人(当時)の見上和由氏が現職を破り初当選した。同時に実施された補選は当時33年ぶりで、欠員1人に対して4人が立候補した。