大磯町の高来神社(高麗)で4月20日と21日、春の例大祭が開催された。山神輿には大磯高校SF研究部有志13人も加わった。倒木によるルート変更もあったが、老若男女が大磯の春の恒例行事に参加した。

SF研究部メンバーは昨年、映画甲子園に出場するための映画を高麗山で撮影。その際に地元の神輿関係者に声をかけられたのがきっかけで参加した。

同部の西村幸之助部長(2年生)は、「お年寄りのほうが肩ががっちりとしていて神輿向きの体型だと感じた。ずっと中腰はきつかったけど、楽しかった」と話す。

高麗山神輿保存会の小嶋重幸会長はあいさつの中で「大磯高校の生徒たちは私たちの誘いに対して『ぜひ担ぎたい』と言ってくれた。後継者不足の中で心強い」と話していた。