JR東日本の費用負担割合も明らかに。

東海道線の「村岡新駅」秋頃から工事に着手へ

 JR東日本は2024年5月20日(月)、東海道線の大船〜藤沢間に整備する村岡新駅(仮称)設置に関する工事の施行協定を神奈川県、藤沢市、鎌倉市と締結したと発表しました。 

 村岡新駅は、JR東日本管内の東海道線では107年ぶりの新駅。工事費用は155億円が見込まれており、神奈川県30%、藤沢市27.5%、鎌倉市27.5%、JR東日本15%の負担割合となります。今後、秋頃から工事に着手し、2032年頃の開業を目指すとしています。

 新駅は藤沢市の東端に位置し、鎌倉市深沢地区と一体的な土地区画整理事業が行われる予定。藤沢市は、駅周辺の新たなまちづくりについて、「尖る創造と広がる創造を生み出す街」として、研究開発拠点を設置し、クリエイティブ産業の集まる環境を整備するとしています。事業検討パートナーとして、東急不動産も参画しています。