富山市水橋地区の7つの小中学校を統合してできる義務教育学校の工事が、19日に始まりました。2026年4月開校予定です。

富山市水橋地区の義務教育学校「水橋学園」が建設されるのは、県が富山市に譲渡した旧水橋高校の跡地です。

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19日、富山市教育員会の宮口克志教育長などが出席し起工式が行われ、工事の安全を祈願しました。

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学校整備と維持管理は、民間の資金とノウハウを活用する「PFI方式」を採用。市内の建設会社などでつくる企業グループが校舎の建設や維持管理を請け負い総事業費89億円あまりで落札しています。

校舎は鉄筋コンクリート造り3階建て。コンセプトは、地域のコミュニティの再構築を目指し「水橋の未来をつくる学びの杜」。

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校舎の中心に、学年を超えて子どもたちが交流ができる図書館を設置するほか、地域避難所にもなる「水橋ホール」も設けます。

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工事は2026年1月に完了し、4月に開校する予定です。