29日午後、富山県高岡市の伏木富山港沖で、プレジャーボートに乗って釣りをしていた60代の男性2人が伏木海上保安部に救助されました。2人にけがはありませんでした。

伏木海上保安部によりますと、29日午後1時ごろ、男性から「プレジャーボートで釣りをしていて帰ろうとしたがエンジンが故障し動けなくなったので救助をお願いします」と118番通報がありました。

プレジャーボートには69歳の男性2人が乗っていました。

プレジャーボードは付近を航行していた遊漁船に引かれていたところ、伏木海上保安部の警備救難艇が引き継ぎ伏木港に到着、救助されました。

2人は29日午前5時ごろ、高岡市吉久地区にある船溜まりを釣りをするために出港。伏木富山港の万葉ふ頭付近を航行中、異音が聞こえたためエンジンを停止。自力での復旧を試みましたが、エンジンの状態が変わらなかったため通報したということです。

事故当時の天候は晴れで、波やうねりも少なく、視界も良好でした。

救助された2人にケガはなく、プレジャーボートからの油の流出等もなかったということです。