きのう朝、山形県鶴岡市の沖合で釣りをしていた男性のカヤックが浸水しました。
男性は仲間に救助され、ケガはありませんでした。

酒田海上保安部によりますと、山形市に住む42歳の男性は、きのう午前5時半ごろ、鶴岡市の米子漁港から南におよそ3キロの沖合で1人用カヤックに乗って釣りをしていたところ、カヤックが浸水したということです。

男性は仲間と3人で釣りをしていて、仲間から救助されました。

救命胴衣を着用していて、ケガはありませんでした。

事故当時の気象状況は快晴で、西の風およそ1メートル、波の高さは0.5メートルだったということで、酒田海上保安部はカヤックがなぜ浸水したのか、原因を調べています。

海上保安庁では、来月6日までを重点期間として「春季大型連休安全推進活動」を実施しています。

マリンレジャーをする際は、ライフジャケットを着用すること、携帯電話や無線機など連絡手段を確保すること、事故が起きたときは118番など緊急通報電話へ通報することなどを呼びかけています。