宮城県の村井知事が国民スポーツ大会の見直しについて言及したことを受け、山形県の吉村知事は「存続は賛成」としつつも「負担が大きい」とし、財政負担の在り方の検討が必要との考えを示しました。

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国民スポーツ大会については、今月8日、宮城県の村井知事が、各都道府県で持ち回りで開催されている現状を踏まえ「3巡目が始まる前に一度立ち止まって議論すべき。廃止も一つの考えではないか」などと述べています。

これについて、山形県の吉村知事は、村井知事の発言について費用負担も含め「警鐘を鳴らしてくれたのかなと思っている」などと述べたうえで、自身の考えを述べました。

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吉村知事「存続は賛成ですが、ただ本当に負担が大きい。地方自治体としては、やはり財政負担の在り方についてはしっかり検討していただきたい」

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費用負担の在り方について吉村知事は、文部科学省や日本スポーツ協会の負担を増やし、地方自治体の負担を減らしてほしいとしています。

また、きのう、環境省がクマについて、国が捕獲などを支援する「指定管理鳥獣」に追加したことを聞かれると。

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吉村知事「政府の支援メニューを有効に活用してクマへの対策を一層進めたい」

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今年は、今月14日までのクマの目撃件数が17件と、目撃件数が多かった去年と同じ水準となっています。

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知事はクマ対策について改めて喫緊の課題との考えを示し、政府の補助と県の補助の双方が重なる部分があるとし、強力に対策が進められると期待感を示しました。