韓国出身で、中国の国民的スターであるチャン・ユーハン(65)が15日、都内で記者会見を行い、10月8日に東京ガーデンシアターで初来日公演を行うことを発表した。
多くのヒット曲を持ち、香港、台湾、マカオ、アメリカでも活躍。昨年、中国版「紅白歌合戦」に出演し、再ブレーク中で、日本でも話題となった映画監督ウォン・カーウァイが手掛けた中国ドラマ「繁花」でも楽曲が使用された。
大の日本好きで、「1982年に3カ月だけ日本でアルバイトをしていた。その後、台湾に戻って音楽活動を始めた。東京は夢をかなえる場所だと思っている。ここには思い出、青春、全てが詰まっている」と話し、「日本で公演ができることは、一つ夢をかなえること。もうすぐなので、すごく楽しみにしています」と期待に目を輝かせていた。
日本公演では、自身がカバーした長渕剛のヒット曲「乾杯」など「何曲か日本の曲も歌います」と言い、「何曲かは秘密です」と笑った。
以前から日本公演を企画していたが、「コロナで来ることができなかった」という。「今回は7000人の会場。頑張ってやって、また来年になったら日本武道館でやりたい」と新たな目標も口にしていた。