ピン芸人日本一決定戦「R-1グランプリ2024」で優勝した漫談家・街裏ぴんく(39)が19日、東京・なかのZERO小ホールで「第十七回 街裏ぴんく漫談独演会『一人』」を開催。単独としては最大のキャパ500人の会場で、新作を織り交ぜた“ウソ漫談”を披露した。
開演前には報道陣の取材に対応。王者になって変化したことを聞かれると、「嫁さんの機嫌が良い。急に髪の毛にインナーカラーを入れてきた。いつもより口角が4cmくらい上がっていた」と笑顔を見せた。ただ、賞金の500万円はまだ受け取っていないといい、「むしろ給料下がっている。日々のライブに出られなくなって前よりキツイです」と嘆いた。
優勝を機にメディア露出は増えているが、「舞台が楽しい」という気持ちは変わらない。中でも独演会は特別で、「純度100%の僕を見てもらえる場所で一番大事なもの。(ネタで)ウソついている人間が言うのもなんだけど、本当の僕を知りたかったら生で一度見てほしい」と力説した。
一方、俳優業にも意欲的で、「チャンスがあればやりたい」と目を輝かせた。共演したい俳優には、柳楽優弥(34)と木村拓哉(51)を挙げ、「本当に大好きで、木村拓哉さんに会ったら失神してしまうかも」と笑った。