気象庁は21日午前、沖縄地方と奄美地方で梅雨入りしたとみられると発表しました。この後の雨の見通しについて気象予報士の村上さんの解説です。

 (村上公平気象予報士報告)
 沖縄県ではすでに記録的な雨となっています。梅雨入り早々、大雨災害に警戒が必要です。

 前線が停滞している南西諸島では雨となっていて沖縄県の宮古空港では観測史上最大となる1時間に100ミリの猛烈な雨を観測しています。

 また、気象庁は午前11時に沖縄地方と奄美地方で梅雨入りしたとみられると発表しました。

 5月下旬以降の梅雨入りはいずれも6年ぶりの遅さとなります。

 この後も沖縄地方や奄美地方には活発な雨雲がかかりやすくなる見通しです。

 22日の朝にかけて降る雨の量は沖縄県で最大180ミリなどと予想されていて、引き続き土砂災害などに警戒が必要です。