防衛省は2日朝、北朝鮮が発射した弾道ミサイルは少なくとも1発で「北朝鮮に厳重に抗議し強く非難した」と発表しました。

木原防衛大臣
「一連の北朝鮮の行動は、我が国地域及び国際社会の平和と安全を脅かすものであり、北朝鮮に対して厳重に抗議し強く非難しました」

 防衛省によりますと、午前6時52分ごろ、北朝鮮は北朝鮮西岸から少なくとも1発の弾道ミサイルを北東方向に向けて発射しました。

 最高高度は約100キロ、約650キロ飛翔(ひしょう)し、日本海の日本のEEZ(排他的経済水域)の外側に落下したとみられます。

 また、林官房長官は、今回の発射は「衛星打ち上げを目的としたものではなかった」と指摘しました。

 そのうえで「今後、衛星打ち上げを目的とした発射を強行する可能性はある」と述べ、アメリカや韓国などと連携して情報収集と警戒監視に全力を挙げると強調しました。