4月26日から行われているパラ競泳日本代表合宿。30日に報道陣に練習が公開されました。
8月に開幕するパリパラリンピックに内定している22人が参加する練習は代表選手決定以降では初めてとなります。

チーム全員での練習ということもあり、選手たちは水中での練習を前にチームビルディングとしてボッチャを行いました。
視覚障がいのある選手が投げるときにはほかの選手たちがジャックボールの位置を音で教えたり、お互いどの位置にボールを投げるべきか真剣に話し合う姿も。
勝ち負けに一喜一憂していたり、チームに一体感が生まれていました。

このあと、プールでの練習が開始。
東京パラリンピック金メダルでパラ競泳陣最年長の鈴木孝幸(37)や同じく東京パラリンピック金メダルの木村敬一(31)も順調に調整を続けていました。
また、知的障がいクラス男子100m平泳ぎで東京パラリンピック金メダルを獲得し、世界記録保持者の山口尚秀(23)は力強い泳ぎを披露。
「パリでは100m平泳ぎでは世界新記録で金メダル、ほかの種目ではメダルを目指したい」と意欲を見せました。

合宿は5月2日まで行われ、翌3日には横浜国際プールで行われるジャパンパラ水泳競技大会に代表選手たちは出場予定です。

※この映像にはナレーションはありません。ご了承ください。