オリンピック開催を間近に控えたパリでセーヌ川が増水し、「カウントダウン時計」が移設される事態となっています。

 パリオリンピック開幕までの時間を正確に刻むカウントダウン時計。

 去年7月、エッフェル塔のすぐ前に設置されました。

 しかし、パリではここ数日大雨が続き、近くを流れるセーヌ川の水位が上昇したことから5日、黒い防水シートがかぶせられて別の場所へと移動させられました。

 ロイター通信によりますと、セーヌ川の水位は6日に最大で4.3メートルに達するという予想があり、今回の措置は氾濫の可能性を考慮したものだということです。