日米首脳の共同声明で台湾や南シナ海問題での連携を強化する方針が示されたことについて、中国外務省は「内政に重大に干渉した」として猛反発しました。

 岸田首相とバイデン大統領は首脳会談後の共同声明のなかで、中国を念頭に台湾や南シナ海問題で連携を強化する方針を示しました。

 これに対し、中国外務省は11日の会見で「中国の内政に重大な干渉をしている」として「強い不満」と「反対」を表明したうえで、関係国に厳重な申し入れを行ったと明らかにしました。

 また、日米関係について「他国の利益」や「地域の安定と平和」を「損なうようなものであってはならない」と主張しました。