中国の3隻目の空母となる「福建」が初めての試験航行に出発したと中国メディアが伝えました。
 
 新型の空母「福建」は、ウクライナから購入した空母を改良した1隻目の「遼寧」。初の国産空母となった2隻目の「山東」に続く3隻目の空母で、国産空母としては2隻目です。

 中国の空母としては初めて「電磁式カタパルト」を備え、搭載している航空機が効率的に発艦できるのが特徴です。

 中国メディアによりますと、試験航行では主に動力や電力などの安定性などを検証するということです。

 試験航行の様子は国営メディアで中継され、習近平国家主席が掲げる「海洋強国」をアピールする狙いがあるとみられます。