チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が勝利を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

リーグ戦2試合未勝利の中、少しでも順位を上げていきたい9位チェルシーは、2日のプレミアリーグ第26節延期分でトッテナムと対戦。ホームでのロンドン・ダービーに臨んだ。

序盤から決定機を作ったチェルシーは、24分にセットプレーから先制点を奪取。イングランド代表MFコナー・ギャラガーのFKからイングランド人DFトレヴォ・チャロバーがヘディングでゴール右隅に決めた。

1点リードで迎えた後半には、セネガル代表FWニコラス・ジャクソンがイングランド代表MFコール・パーマーの直接FKの跳ね返りを押し込んで加点。2-0で試合終了のホイッスルを迎えた。

トッテナム相手にシーズンダブルを達成したポチェッティーノ監督は、3試合ぶりの白星に大きな満足感。チーム全体の戦いぶりを称えている。

「これがシーズンのベストゲームかどうかはわからないが、試合を終えてから最も満足している試合だ。我々が見せたプレースタイルや戦い方は、シーズン当初から望んでいたものだ」

「これがチームに反映させたいことだ。我々はとても勝負強かったし、こうして他の部分でも成長し、より良い結果を残すことができる」

また、先制点を生んだチャロバーとギャラガーの生え抜き2人にも言及。精神的にもチームを牽引していたと見ている。

「彼らはファンタスティックだった。我々はクラブのアイデンティティについて話している。彼らはアカデミーのシステムを経て来た選手たちであり、感情的な部分が求められるこの種の試合では、もっと貢献できる能力があると思う」

「だが、アカデミー出身でない選手たちから同じものを感じないという意味ではない。チアゴ(・シウバ)からも同じものが見て取れる。彼が今どのように感じているかがわかるし、チームで絆を築くことができる」

「もちろん、今日の彼らはファンタスティックだったが、チーム全体も素晴らしかった」

さらに、U-21イングランド代表FWノニ・マドゥエケを名指しで称賛。攻守両面での貢献度の高さを語った。

「今日のノニ・マドゥケは信じられないほど素晴らしかった。彼と会話やミーティングを重ねたり、彼の動画などを見る前のシーズン当初、彼のことを分析すると、今日のように常にボールを扱いながら素晴らしい仕事ができる能力があるとわかった」

「もちろん、彼は攻撃的な選手だが、ボールを持っていない時はアルフィー(・ギルクリスト)の守備を助ける素晴らしい仕事をしている。これが我々が今後も必要としていることだ。競争心を高めるために」

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