暑さの影響で甲府市の家電量販店では急遽、暑さ対策の売り場をつくる作業に追われています。
また店は本格的な暑さになる前のエアコンの動作確認を呼び掛けています。

ヨドバシカメラマルチメディア甲府

倉持俊太郎副店長:
「お問い合わせが多かったので急遽サーキュレーターのコーナーに変更して、奥には小型冷蔵庫と洗濯機を集合展示していたが、今しがた扇風機のコーナーに変更した」

ヨドバシカメラマルチメディア甲府です。

UTY

18日、スタッフが例年この時期にはない扇風機の売り場づくりに追われていました。

倉持副店長:
「普段であれば我々もゴールデンウィークまでには扇風機の売り場をしっかり作って、実際売れるのはゴールデンウィークのあとだな、梅雨前だな。というのが例年だが、今年はあまりにも問い合わせが多くて、わたしも26年勤務しているが、こんなに早い年はないというのが印象」

店によりますと3月末からエアコンや扇風機など暑さ対策の製品の在庫に関する問い合わせが急増。

4月に入り例年と比べてエアコンは2倍から3倍、そして扇風機は5倍から6倍ほど売れているということです。

倉持副店長:
「暑くなるものを後にずらすことはできないと思うので早目の段階で問い合わせをいただきたい」

エアコンの「動作確認」を

また店が呼び掛けているのが本格的にエアコンを使う前の『動作確認』です。

倉持副店長:
「(県内は)冬はエアコンを触らないという家庭が非常に多いと感じる。冷房を16度で約10分ほど運転ちゃんと風が出ていれば止めずに、さらに30分ほど運転を続けてください」

現在各メーカーへのエアコンのクリーニングや修理の問い合わせは、すでに通常の10倍になっているところもあるということです。

倉持副店長:
「修理が混んでいて、2週間待ちなどがすごく暑い時期に発生したことがある。それがご年配や小さい子どもがいる部屋で起きると大変なことになるので、早期に動くために今の時期にチェックをお願いしたい」

本格的な暑さが近づく中、早目の対応が必要です。