暖かくなってきたこの季節は、ランニングを始める絶好の機会。ただし、重要なのは最初のモチベーションを保つこと。そんなランナーのモチベーションをキープするのにおすすめの相棒が、 Garmin(ガーミン)の最新スマートウォッチ「Forerunner 265」です。その優れた機能と使いやすさを半年ほどの使用感レビューとしてお伝えします。

●継続する上で大事なのは"つらくないこと"と"成功体験”

 ランナーのモチベーションをキープするのにおすすめの相棒が、 Garmin(ガーミン)の最新スマートウォッチ「Forerunner 265」。今回、製品を半年ほど使ってみたので、その感想をお伝えします。

 まずランニングをやめてしまう主な原因の1つは、“つらくなりすぎる”こと。そうした、ランニング時のつらさを避ける方法として、心拍数を意識しながら走る方法があります。平常時の一般的な心拍数は約60回/分と言われています。

 運動の強度に応じて心拍数は増加。ただ、心拍数が160の時にきついと感じる人もいれば、ラクと感じる人もいるように、心拍数には個人差があります。

「Forerunner 265」は、自身のキツい心拍数を把握するのに最適で、日頃から一日中着用することでさらに精度が向上。キツい状態を数値化し、可視化することで、無理をせずに自分に合ったペースでトレーニングできます。

●無理のしすぎ回避。残りHPがわかる「Body Battery」と「トレーニングレディネス」

 心拍変動(HRV)やストレスレベル、睡眠、活動レベルを分析し、体のエネルギー残量を数値化するガーミン独自の指標“Body Battery”により、自覚していない疲労も客観的に把握。

 健康的なライフスタイルの維持をサポートしてくれます。また、今日はトレーニングを頑張る日なのか、それとも休息のために気楽に過ごす日なのかを知ることができる“トレーニングレディネス”もポイント。

 いわゆる、ゲームの世界さながらの、自分自身の「残りHP」を知ることができる機能といえます。

●大会への参加がトレーニングのモチベーションに

 大きな目標を立てることも、モチベーションを維持する上で重要な要素です。

 実際に、昨年の12月にガーミン主催の5kmを走るファンランに参加してきました。とはいえ、年末の多忙な時期のため、トレーニングに時間を割くことができず、なんとか5kmを歩かずに完走するのがやっとでした。

 しかし、「歩かずに頑張れた」という小さな達成感と「昔はもっと走れたのに」という悔しさを得ることができ、その気持ちは新しいモチベーションに繋がっています。

 最近は、ランニングを楽しむためのイベントである「ファンラン」も人気で増加傾向にあります。最初からフルマラソンやハーフマラソンに挑戦するのも良いですが、まずは短い距離のファンランから始めてみましょう。

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「運動不足は生活習慣病やストレスなどのリスクを高めます」

 という事は頭ではわかってはいても、コロナ禍でなまりきってしまった心と体はなかなか動こうとしませんでした。

 しかし「Forerunner 265」は体調を可視化してくれるということで、興味を持ち始め、とりあえず、1kmでも走ろうと決意しスタート。使っていくうちに、体重や1日の水分摂取量など面白い機能も発見。自分自身を深く知る楽しさを感じられます。

 毎回、三日坊主ランナーで終わってしまうという人こそ、 Garmin「Forerunner 265」を相棒にして、未来の健康投資を初めてみてはいかがでしょうか?

●製品仕様
「Forerunner 265」レギュラーサイズ
・価格(消費税込):2万9480円
・カラー:ブラック/ホワイト/アクア
・サイズ:46.1 x 46.1 x 12.9mm
・手首周り適応サイズ:135-205mm
・質量:約47g
・ベゼル材質:FRP
・ストラップ素材:シリコン
・ディスプレイサイズ:直径1.3インチ(32.5mm)
・解像度:416 x 416 ピクセル
・防水等級:5ATM
・連続駆動時間:スマートウォッチモード:約13日間、GPSモード: 約20時間
・充電方式:Garmin独自の充電ケーブルによる有線充電
・内蔵メモリ/履歴:8GB
・タッチスクリーン:あり
・カラー表示:あり