米テスラは、プライベート5G関連の新たな求人を公開した。自社のEVや開発中の人型ロボット「Optimus」の接続のためのプライベート5Gインフラ/機能の開発を示唆する動きとして複数の媒体が取り上げている。

LinkedInに投稿されたこの求人によれば、新たなポジションは「セルラーシステム・インテグレーション・エンジニア」と呼ばれる職種で、「製造現場、屋外、R&Dラボなどのオンプレミスのユースケースのため、テスラ車両とOptimusの現在および将来の接続要件を明確化するため」に雇用するという。

また、同社のリード・スタッフ・エンジニアを務めるPat Ruelke氏は、この投稿の中で「テスラ製品と当社のプライベート5Gインフラの間に、シームレスなプライベート5Gサービスを構築するエースエンジニアを探している」と記している。

テスラは現在、すべての自社製EVにインターネット接続機能を搭載。これらは当初は3G接続であったものの、その後に4G LTEにアップグレード。今後は5Gへのアップグレードも視野に入れている。

一方、テスラのプライベート5G活用については、同社がインド通信大手のReliance Jioと、将来のインド工場へのプライベート5G網導入に向けて交渉を進めていると報じられていた。

[関連情報]
・Tesla wants to bring 'private 5G' to its EVs and Optimus robot(https://electrek.co/2024/03/26/tesla-private-5g-evs-optimus-robot/)
・Tesla eyes private 5G networks(https://www.lightreading.com/private-networks/tesla-eyes-private-5g-networks#close-modal)
・Tesla is working on 5G capability for EVs and Optimus(https://www.teslarati.com/tesla-5g-capabilities-evs-optimus/)
・Jio aims to deploy private network for Tesla's future plant: Report(https://www.rcrwireless.com/20230526/private-5g/jio-aims-deploy-private-network-tesla-future-plant-report)

(https://www.telegraphic.jp/weekly/)