■これまでのあらすじ
ツム子は、中学受験のための塾に通う小学6年生。彼女が通うクラスでは、いつも1位を取る優秀な出来杉良子という女の子がいた。下のクラスから上がってきたばかりでついて行くのに精いっぱいのツム子に比べて、良子は先生にいつも褒められて、キラキラした存在だった。そんなあるテストの時間、良子が突然泣き出してしまう。なぜ良子が泣いたのか不安になるツム子。しかし、そのときはまだ良子が置かれている状況を知らず、まさか自分が巻き込まれるなんて思いもしなかった…。塾という勉強をするための場所で、受験のストレス、成績の差、先生のえこひいき、人間関係から子どもの間でいじめが起こっていく。

■良子ちゃんは?


■突然始まった荷物検査に…

良子ちゃんとふたりで出て行った先生が、しばらくしてひとりで帰ってきました。

ある生徒が良子ちゃんのことを聞きましたが、先生は「授業中だぞ」と教卓を強くたたくだけでその問いへの返答はなく…。

そして、突然の荷物検査が始まりました。

小6というと生理用品なんかも入っているので(男の担任ということもあって)女の子は特に嫌だと言いたいところ。しかし、そんなことを言える雰囲気ではなかったのです。

ひとりひとりカバンの中を漁られ…、最後はツム子の番。先生は彼女のカバンの中に何かを見つけたようで…。

次回、みんなの前で…!?


(ツムママ)