FNCエンターテインメント(以下、FNC)は、ことし3月までの連結基準売上高は184億ウォン(約21億円)、営業損失は15億ウォン(約1億7千万円)を記録したと明らかにした。FNC側は「営業損失は前年(10億ウォン)と同水準だが、2023年第1四半期に『P1Harmony』の米国公演の収益が認識された点と、2024年第1四半期に新人グループ『AMPERS&ONE』への投資費用を考慮すると、実際利益は改善された」と伝えた。

FNCによると、ことし第1四半期は、「SF9」、「P1Harmony」、「AMPERS&ONE」の相次ぐアルバム発売により1分期で昨年の年間販売量の60%以上を記録した。「FTISLAND」、「CNBLUE」、「N.Flying」の日本及びアジアツアー拡大で公演売上も増加し、主要事業である音楽事業で前年に比べ好実績を牽引した。昨年のオーディション番組の制作売上が一時的に反映された部分を勘案すれば、実際、前年同期と比べると売上は増加した。

第2四半期には、「CNBLUE」のアジアツアーが5月まで続く予定で、「P1Harmony」は4月の国内公演完売を皮切りに、5月ヒューストン、ダラス、シカゴなど北米11都市で米州ツアーを6月まで進行する予定だ。LAフォーラムをはじめとする4都市では、アリーナ級の会場への初進出で前年より規模が拡大しており、現在チケット販売量がすでに過去の米州ツアー規模の140%以上を超えているだけに期待が大きくなっている。

下半期のアーテイストのラインナップでは、さらに盛んなアルバム発売と公演を準備中だ。「FTISLAND」と「CNBLUE」は国内外のフェスティバル、韓国、アジア、日本のコンサートで休みなく活動を続ける予定だ。「N.Flying」はコンサートや様々なフェスティバルで情熱的なステージを繰り広げる予定であり、最近tvNドラマ「ソンジェ背負って走れ」でラブコールが続いている「N.Flying」のリーダーイ・スンヒョプは、演技や音楽など多様な活動を続ける計画だ。

「SF9」もまた、一部メンバーの軍白期の中でユニット活動を続け、国内や日本でアルバム発売及び公演を開催する予定だ。「P1Harmony」はオーストラリア、ニュージーランド、アジア、日本などで公演が予定されている。

また、俳優チョン・ヘインは、第77回カンヌ国際映画祭に韓国長編映画ととしては唯一公式招請作に選ばれた「ベテラン2」とtvNドラマ「お母さんの友達の息子」で下半期に大衆と会う予定だ。