4月13日にベルーナドームで行われた埼玉西武ライオンズ対福岡ソフトバンクホークスの一戦で、“5安打6出塁2盗塁4得点”という、トップバッターとして申し分のない働きを見せることとなったソフトバンク・周東佑京が野球ファンの間で話題になっている。

【映像】捕手絶望!?周東の神速盗塁シーン

この試合、1番・センターで先発出場した周東は、まず初回、いきなりセンターへのヒットで出塁すると、1死となって迎えた3番・柳田悠岐の打席で二塁への盗塁に成功。すると、直後に柳田が放ったレフト線へのツーベースで生還し、先制のホームを踏むことに。 同じく回の先頭となった続く3回の第2打席では、ライトへのヒットで出塁し、2番・今宮健太の打席でまたもや盗塁を決めることに。結果として得点には結びつかなかったものの、好機のお膳立てをする働きを見せることとなった。その後も周東は、5回の第3打席では足を活かしてセカンドへの内野安打で出塁。6回の第4打席では四球を選び、さらに8回の第5打席、9回の第6打席では、2打席連続でレフトへのヒット。なんとこの日の6打席すべてで出塁し、塁に出た後は2回盗塁を成功させ、さらには4回もホームを踏むという、1番打者としては申し分のない活躍を見せることとなったことから、ネット上の野球ファンからは「出塁マシーンと化した周東は誰にも止められない」「塁出れば最強打者って言われてたが 385の打率は想像以上なんよ」「求めていた理想的一番打者だ 怪我に気を付けて健康的に頑張ってくれ…」「【朗報】鷹の1番打者、ついに見つかる」「こんだけ塁上を賑わす周東の出塁は、ピッチャーの神経をすり減らす毒のような効果もあるよな それが全打席出塁とかエグすぎる」といった様々な反響が巻き起こることとなった。

4月19日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)では、改めてこうした“1番・周東”の活躍ぶりをVTRを交える形で取り上げることに。前回4月12日の放送回では、野球解説者の五十嵐亮太氏が4月4日の千葉ロッテマリーンズ戦での周東の活躍ぶりをVTRで眺めながら、「ノーアウトで盗塁してバントで送って犠牲フライで1点なんで、ノーヒットの1点、周東は可能性高いと思います。いいですね、周東は一塁でも得点圏」と、その“足”を使った活躍ぶりに、思わず唸りながらコメントしていたが、この日、出演した野球解説者の里崎智也氏も、「こんなに(塁に)出したらそりゃ負けますよ。そりゃ周東をこんなに出したら。やりたい放題になってきてね、それでクリーンナップは柳田、山川(穂高)、近藤(健介)がいるわけでしょ?今宮も状態いいし。そりゃ(西武が)負けますよ」と周東のプレーを称賛。その上で、「そういった意味でも、この周東を抑えられるかどうかも、各チーム、鍵になっていくでしょうね」とコメントした。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)