春の声が聞こえ始めたとはいえ、まだまだ半袖でゴルフをするには肌寒い。「もっと暖かいところでゴルフがしたい!」と思うなら、ちょっと遠出をして夏時間をひと足早く味わってみよう。目指すは八重山諸島小浜島(こはまじま)、日本の最南端にして、最西端のコース「小浜島カントリークラブ」だ。


小浜島(こはまじま)は沖縄本島の南西約400キロ、日本の南側国境付近に位置する離島。石垣島と西表島の中間にあり、緯度はハワイとほぼ同じで亜熱帯に属する。石垣島までは羽田空港から直行便の飛行機で約3時間。小浜島へは、石垣港離島ターミナルから定期高速船に乗って約25分。東京から約4時間半で到着できる。
 
小浜島のことを簡単に説明すると、周囲16.5キロの小さな島で2001年に放送されたNHK連続テレビ小説「ちゅらさん」の舞台になったことで知られるようになった。真冬でも最高気温が20 度を超える温暖な気候で、ゴールデンウイークを迎えればもう真夏。1年を通して短パンでのゴルフが可能だ。
 
そして小浜島カントリークラブは、石垣島を代表とする八重山諸島で唯一18ホールを有するゴルフ場だ。亜熱帯特有の樹木に囲まれたコースに出れば、洋芝の映える緑もあって、まるでグアムかタイのリゾートでゴルフをしているような気分になれる。そして忘れてはいけないのが、日本最西端の7番ティと最南端の12 番ティ。これだけでもこのコースでラウンドをする価値があるというもの。
 
宿泊はコースに隣接する「星野リゾート リゾナーレ小浜島」がオススメ。ここではよんなよんな(石垣島の方言でゆっくり)時間が流れている。ゴルフで仕事などの日常をひとときの間忘れてリフレッシュしたら、何もしない時間を作ってみてはどうだろう。
 
宿泊は全60室のオールスイートのヴィラ。各ヴィラには寝室とは別に昼寝用のベッドが用意されている。早朝スルーでプレーした後にとる、島風を感じながらの午睡は格別だ。また施設に隣接するビーチに設営されたバレルサウナは、大きな窓から見えるコバルトブルーの海が時間を忘れさせてくれるし、ビーチのすぐそばにあるガジュマル広場に設置されたハンモックで木漏れ日を浴びて風を感じるのもいい。疲れた心と体をしっかり整えてくれるはずだ。
 
離島のリゾートでゆっくり過ごす時間は、日頃のストレスをウソのように解消してくれるぞ。
 
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