これまでに3回、世界ドラコンチャンピオンに輝いているカイル・バークシャー(米国)が自身のインスタグラムを更新。577ヤードのロングホールの2打目をピッチングウェッジで2オンさせる驚きの攻略法を動画で公開した。


「サンド・ホロー・リゾートの2番ホールです。ここは私のお気に入りのひとつです。なぜならティショットから思い切り叩けるからです」と、動画でプレーするホールを紹介したバークシャー。このゴルフコースはユタ州の砂漠地帯にあり、景観の美しさでも人気を集めているチャンピオンコースだ。
 
樹木も見えず荒涼とした中にコースの緑だけが映えるティイングエリアから放ったドライバーショット。「ホールに合わせてパワーフェードを打ったのですが、ちょっとフェードし過ぎてラフに行ってしまいました」とはいえ、その飛距離は380ヤードと驚異的。たしかに凄いが、そこは579ヤードの世界記録保持者、まだわかる。本当の脅威はその次だ。
 
2打目は「フライヤーが心配されるライだったので、残り200ヤードをピッチングウェッジのフルショットで高い球を打ちグリーンを狙いました」と、驚きのクラブ選択。アマチュアならばフェアウェイウッドを手にする距離だ。グリーンを狙ったボールは後方のエッジに止まり、20フィート(約6メートル)のイーグルチャンス。「しかしラインの読みが足らず、バーディとなりました」と、最後はタップイン。
 
この驚きの動画には、「380ヤードのフェードはヤバい」「200ヤードをピッチング、なんてことだ」と驚きの声が殺到。しかしバークシャーは冷静に「ラフに行ってしまったけどね」と返答。「ワォ! 美しい景色だね」との声には、「うん、確かにそうだね」。また「いつもローサイド(右から左に切れるラインを左に外すこと、その逆も)に外すね」という厳しい指摘にも「そうなんだ、自分でも詳しく検討しないといけないね」と返事をするなど、今回もコメント欄でファンとのやり取りを行っていた。
 
コメントの中には「どうしてPGAツアーに出ないの?」との声もあった。たしかにバークシャーがトーナメントに参戦したらどのようなプレーを見せてくれるのだろうか。ゴルフファンならば大いに気になるところだ。


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