ヤマハレディース葛城第2日はコースコンディション不良で中止

 女子ゴルフの国内ツアー・ヤマハレディースオープン葛城は29日、静岡・葛城GC山名C(6455ヤード、パー72)で第2ラウンドが行われる予定だったが、降雨によるコースコンディション不良のため、午前11時20分に競技中止が決まった。これにより72ホールから54ホールへの短縮競技となり、賞金加算も75%になることが決定。第2ラウンドでの上位躍進を狙っていた原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)は「残念です」としながらも「しっかり準備したい」と切り替えた。

 29日はかなりの降雨が予想されていたため、運営側は初日終了後にスタート時刻の変更を決めていたが、当日朝になっても雨足は衰えず、さらに3度のスタート時刻変更で様子を見たが、結局、降雨によるコースコンディション不良のため、競技中止が決まった。

 前日の時点でスタートの遅延がアナウンスされていたとはいえ、準備を進めていた選手たちは仕切り直しに。4時起床で備えていた原は「残念です。絶対に遅れると思っていたので、ケアしてもらったり、普通に準備していました。コースコンディション不良のため、だったので、そんなに早く回復しないよなと思っていました」と話した。

 初日終了時点で1アンダーの29位。開幕からの3試合は27位、予選落ち、予選落ちと精彩を欠いているだけにこの日の中止で「1日練習できるので、しっかり練習して準備したいなと思いますし、雨が降って、グリーンコンディションも変わってくると思いますので、乾いたグリーンで、コースマネジメントをしっかり頭に入れてやりたいと思います」と先を見据えた。

(THE ANSWER編集部)