4月13日、2024年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第2戦 スーパーバイクレース in もてぎのST1000クラス予選が栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われ、國井勇輝(SDG Team HARC-PRO.)が1分49秒259でポールポジションを獲得した。2番手は國峰啄磨(TOHO Racing)、3番手は岩戸亮介(Kawasaki Plaza Racing Team)となっている。

 全日本ロードレース第2戦もてぎST1000予選は、國井勇輝(SDG Team HARC-PRO.)がポールポジションを獲得した。
 
 ST1000クラスにとっては開幕戦となったもてぎラウンド。ディフェンディングチャンピオンの渡辺一馬(Astemo HondaDream SI Racing)は事前テストでのケガで欠場。新たな展開を予感させるシーズンスタートとなった。

 好天に恵まれた予選日。午後から30分間で組まれたST1000クラスの予選。セッション開始早々に國井が1分49秒259でトップに立つ。國峰啄磨(TOHO Racing)が1分49秒494で追いかける。この2台だけが1分49秒台をマーク。そのままセッションが進む。

 セッション終盤に自身のタイムを更新したのは岩戸亮介(Kawasaki Plaza Racing Team)。最終アタックで1分50秒049と1分50秒の壁は破れなかったものの、3番手フロントロウを獲得した。

■ST1000ポールポジション 國井勇輝(SDG Team HARC-PRO.)
「木曜からいいフィーリングで走れていたので、去年のベストタイムを越えることを目標にしていました。でも気温が上がり風もあったので、ライディングを合わせきることができませんでした。そういった面では、悔しい予選になりました」

「ほかのライダーもペースが上がっていますが、去年はレースでペース作れなかった分、今年は成長した自分を見せられるように頑張ります。去年は大きなケガをしてしまいましたが、シーズン最後にアジア選手権にスポット参戦し、今年のアジア選手権の開幕戦も戦って、調子を上げることができています。今年はいっぱいレースができるので、より成長できるといいなと思っています」