洗平比呂[左]、坂井遼

 18日に開幕する第96回選抜高校野球大会(センバツ)。大会1日目は3試合が行われる予定。

■第1試合 八戸学院光星(青森) - 関東第一(東京)
 八戸学院光星は5年ぶり11回目のセンバツ出場。注目はドラフト候補のW左腕、洗平比呂(あらいだい・ひろ)と岡本琉奨(おかもと・るい)。昨年、夏の甲子園ベスト8に終わった雪辱を晴らしたい。

 関東第一は8年ぶり7回目のセンバツ出場。145キロ右腕・坂井遼(さかい・はる)、高校通算44本塁打のスラッガー・高橋徹平(たかはし・てっぺい)が投打の中心で、初戦突破を目指す。

■第2試合 田辺(和歌山) - 星稜(石川)
 田辺は76年ぶり3回目のセンバツ出場。21世紀枠での出場となる同校は、強豪相手にチャレンジ精神で白星をつかむ。

 星稜は2年ぶり16回目のセンバツ出場。昨秋の明治神宮野球大会を32年ぶりに制しており、今大会の優勝候補の一角。エース・佐宗翼(さそう・つばさ)、主将・芦硲晃太(あしさこ・こうた)らのパフォーマンスに注目したい。

■第3試合 近江(滋賀) - 熊本国府(熊本)
 近江は2年ぶり7回目のセンバツ出場。注目は近畿大会で“マダックス”を達成した西山恒誠(にしやま・こうせい)投手の制球力。

 熊本国府はセンバツ初出場。夏の甲子園を含めても甲子園初出場ではあるが、九州大会を制した実力は折り紙付き。持ち味の堅守で嬉しい甲子園初勝利なるか。