2月28日(現地時間27日)。ロケットモーゲージ・フィールドハウスで行われたダラス・マーベリックスとクリーブランド・キャバリアーズによる一戦は、同点12度、リードチェンジ24度という大激戦となった。

 アウェーのマブスはルカ・ドンチッチがゲームハイの45得点14アシストに9リバウンド3スティール、カイリー・アービングが30得点6リバウンド、PJ・ワシントンが11得点3スティールをマーク。

 試合時間残り2.1秒。マブスはタイムアウト明けのポゼッションでドンチッチからワシントンへ渡り、リング下で逆転となるショットを押し込んで119−118とした。

 だがそこで試合終了とはならなかった。マックス・ストゥルースがエバン・モーブリーへスローインして走り込み、1ドリブルを突いてハーフコートからも離れた59フィート(約18メートル)の位置からロングショットを放った。これが鮮やかにリングを突き刺し、ホームのキャブズが121−119という劇的な勝利を飾った。

 キャブズではドノバン・ミッチェルが31得点7リバウンド6アシスト、ジャレット・アレンが19得点9リバウンド、モーブリーが12得点9リバウンド7アシスト、キャリス・ルバートが11得点4リバウンド6アシスト、ジョージ・ニアンが10得点5リバウンドを記録。

 そしてハーフコート超えのブザービーターを放り込んだストゥルースは、最終クォーターに5本の3ポイントをすべて決め切り、計21得点4リバウンド4アシスト2ブロックの大活躍。今シーズン最多タイとなる7本の長距離砲をお見舞いした。

 見事な勝利で2連勝としたキャブズはイースタン・カンファレンス2位の38勝19敗、惜敗したマブスはウェスタン・カンファレンス8位の33勝25敗としている。

【動画】劇的な結末となった一戦を残り約5分からチェック!