4月17日(現地時間16日、日付は以下同)。NBAではプレーイン・トーナメントが幕を開け、ウェスタン・カンファレンスに所属するチームが参戦して2試合を終えた。

 そして翌18日にはイースタン・カンファレンスでレギュラーシーズンを7位から10位で終えた計4チームが一発勝負に臨む。まずは勝利チームが第7シードを獲得できる一戦で、7位のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(47勝35敗)と8位のマイアミ・ヒート(46勝36敗)が対戦する。

 シクサーズは左ヒザの手術から今月上旬に約2カ月ぶりに復帰したジョエル・エンビードの出場ステータスがクエスチョナブル(Questionable=不確か)で、ディアンソニー・メルトン(背中)とロバート・コビントン(左ヒザの骨挫傷)が欠場する見込み。

 15日のレギュラーシーズン最終戦を欠場したエンビードだが、16、17日のチーム練習にはフルメニューで参加できていることから、よほどのアクシデントでもない限り、第7シード決定戦で7シーズン連続のプレーオフ出場を飾るべくプレーするだろう。

 一方のヒートは今シーズン途中のトレードでシャーロット・ホーネッツから加入したテリー・ロジアーが首の痛みのため欠場も、ここ数週間で背中の痛みに悩まされていたダンカン・ロビンソンがプレーできる見込み。

 ロジアーとロビンソンはレギュラーシーズン最後の4試合を欠場していた。ロジアーはヒート加入後に31試合プレーして平均16.4得点4.2リバウンド4.6アシスト、ロビンソンは68試合の出場で同12.9得点2.5リバウンド2.8アシストを残している。

 シクサーズにはエンビードの周囲にタイリース・マクシーやケリー・ウーブレイJr.、トバイアス・ハリスといった選手たちがおり、昨シーズンのプレーオフでイーストを制したヒートはジミー・バトラー、バム・アデバヨ、タイラー・ヒーローらがチームを引っ張っている。