【ヤマハ】電動トライアルバイク「TY-E 2.2」3台で FIM トライアル世界選手権 第1戦日本グランプリに参戦 記事1

ヤマハは2024年5月18日(土)・19日(日)に栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催される 2024 Hertz FIMトライアル世界選手権 第1戦 大成ロテック日本グランプリの Trial2 に、電動トライアルバイク「TY-E 2.2」で参戦する。ライダーは黒山健一選手、氏川政哉選手、野崎史高選手の3名。今回は2023年から開発を続けてきた同マシンのポテンシャルをライダーと開発者が確認し、次の課題を抽出することを目標にしているという。

2024 Hertz FIMトライアル世界選手権 第1戦 大成ロテック日本グランプリ/黒山選手を筆頭に3台の電動トライアルバイク「TY-E2.2」でTrial 2に参戦


ヤマハ発動機株式会社は、5月18-19日(土・日)、栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催される2024 Hertz FIMトライアル世界選手権 第1戦 大成ロテック日本グランプリのTrial2に、3台の電動トライアルバイク「TY-E 2.2」で挑みます。

ライダーは、全日本のIAスーパーに参戦する黒山健一選手(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)、氏川政哉選手(bLU cRU VICTORY)、野崎史高選手(Team NOZAKI YAMALUBE YAMAHA)です。

今回は、2023年の第5戦北海道大会に投入して以来開発を続けてきた「TY-E 2.2」のポテンシャルを、ライダーと開発者が世界レベルで確認し、次の進化につながる課題を抽出することが目標です。

同時に3名のライダーは、6月2日に同会場で行われる全日本選手権の第3戦もてぎ大会を視野に入れながら、昨年の日本グランプリのDay2で黒山選手が獲得した4位を上回る表彰台の獲得を目指します。

電動トライアルバイク「TY-E」は2018年、EV開発の課題である「コンポーネントの高出力小型軽量化」「意のままに操れる運転のし易さ」の克服を目指して開発。黒山選手と世界選手権に併催されるTrial E CUPに2019年まで参戦し、2年連続でランキング2位を獲得しました。

2020年以降は活動を休止していましたが、2022年に「TY-E 2.0」を開発し再始動。2023年には、内燃機関を上回る性能と楽しさにつながる技術の獲得と、電動車での全日本チャンピオンを目指し、進化を遂げた「TY-E 2.1」と黒山選手がIAスーパーへのフル参戦をスタート。シーズン途中で「TY-E 2.2」にバージョンアップし、ランキング3位を獲得しました。
2024年からは3台の「TY-E 2.2」を全日本に投入して開発を加速させつつ、初優勝とチャンピオン獲得に挑んでおり、ここまで2戦を終え黒山選手が2位を2回獲得しランキング2位につけています。

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ヤマハ発動機株式会社(2024年5月13日発行)