大衆酒場といえば、昭和をイメージするノスタルジックな印象がありませんか。

少し入りにくそうなイメージもあるかもしれません。

しかし福山駅前には、そんな印象とはちがった新しい大衆酒場 “ネオ大衆酒場”があります。

それが「大衆酒場 福山バット」。

大衆酒場や居酒屋でよく見かける定番メニューのほかに、フランス料理出身の料理長がつくったフランス料理の要素を取り入れたメニューがあるのが特徴です。

さらに肉料理の肉やタレには、強いこだわりがあります。

そんな大衆酒場 福山バットの魅力やこだわりを探っていきましょう。

福山バットは福山駅前・伏見町にあるネオ大衆酒場

福山バット:看板

福山バットはJR福山駅前・伏見町にある大衆酒場です。

伏見町は2018年(平成30年)ごろから、古い建物をリノベーションした店舗が続々と登場している、注目のエリア。

伏見町を東西に貫く、通称「ゴッサム通り」と呼ばれる道沿いに福山バットはあります。

ちょうど映画館「シネマモード」やゲストハウス&カフェラウンジ「AREA INN FUSHIMICHO」、コワーキングスペース「halappa」などがある藤本ビルディングの北側です。

また福山バットから北へ延びる道沿いには、ワインショップ「CHOISIR(ショワジール)」もあります。

福山バット:店頭

福山バットは、懐かしい雰囲気のなかに新しい要素を取り入れた「ネオ大衆酒場」と呼ばれる業態です。

こぢんまりとした店内にはカウンター席やテーブル席が並び、昭和の大衆酒場のように楽しくお酒や料理を楽しめます。

福山バット:店内

福山バットは、ワイワイと楽しみたいかたにピッタリ。

いっぽう出張で福山に来たかたや一人飲みしたい人なども、気軽に立ち寄れるのが特徴です。

テラス席もある
テラス席もある

なお福山バットは、喫煙可能店です。
二十歳未満は入店できませんので、注意してください。

福山バットのメニュー

2022年(令和4年)6月時点の情報。 価格は消費税込

2022年7月改訂のメニュー
2022年7月改訂のメニュー

福山バットでは大衆的な居酒屋料理に加え、フランス料理の要素を取り入れたオリジナル料理もラインナップしているのが特徴です。

福山バットのもうひとつの特徴は、肉料理には強いこだわりがあること。

厳選した肉を使った料理や、焼肉店で長年使用しているタレを使った料理などをラインナップしています。

レギュラーメニューのほかにも、日替わりの「本日のおすすめメニュー」もあります。

福山バット:メニュー

「本日のおすすめ」のなかにも、おいしそうなメニューが多数ありました。

福山バットに来たときには、「本日のおすすめ」メニューも要チェックです。

福山バット:メニュー

日替わりメニューのなかで、人気が高い商品はレギュラーメニューに昇格することもあるそうです。

お得なお一人様限定メニュー
お得なお一人様限定メニュー
ドリンクメニュー
ドリンクメニュー

注目は福山バットという店名にちなみ、バット(コウモリ)からドラキュラを連想させて生まれた「ドラキュラ酎ハイ」。

ドラキュラ酎ハイは、トマト風味の酎ハイです。

さらに「おやじのレモンサワー」も人気。

福山バット:おやじのレモンサワー

おやじのレモンサワーは、シジミ100個分のオルニチンが入ったレモンサワーです。

また2022年(令和4年)3月、福山市と漫画・映画『バットマン』シリーズに登場する街「ゴッサム・シティ」は、友好都市提携を結んでいます。

福山バットの前の通りも「ゴッサム通り」の愛称が付けられました。

それにちなみ福山バットでは、バットマンやゴッサム・シティに由来したメニューが登場しています。

そのひとつが、黒ビール「ゴッサム・ダークラガー」。

福山バット:メニュー

ゴッサム・ダークラガーは、福山バットと同じゴッサム通りにある「備後福山ブルーイングカレッジ」がつくっています。

国際ビール審査員で、ビールの醸造家である、備後福山ブルーイングカレッジの小畑昌司(こばたけ しょうじ)さんが開発しました。

ほかには「バットボール」や「ゴッサムボール」も。

福山バット:メニュー

バットボールとゴッサムボールについては、のちほど詳しく紹介します。

さらに福山バットには、こだわりのデザートもあり注目。

こだわりのデザート「手作りプリン」(308円)

手作りプリン」(308円)は、飲み喰いしたあとの最後に、口直しとして食べたいメニューです。

料理はスマホでオーダー

福山バットのメニューは、原則としてスマートフォンで注文するのがユニークです。

席に着くと、QRコードの記された紙を渡されます。

福山バット:注文方法

QRコードをスマホで読み取りましょう。

福山バット:注文方法

するとスマホの画面が変わり、スマホ画面でメニューを選択できるようなります。

注文したいメニューを選び終わったら、注文確定画面へ移り、注文を確定させましょう。

福山バット:注文方法

しばらくすると料理が運ばれてきます。

福山バットの人気・イチオシ

多数ある福山バットのメニュー。

そのなかから、お客さんから人気のあるメニューや、料理長・喜多村さんのイチオシのメニューを紹介します。

牛スジ煮込み

福山バット:牛スジ煮込み

牛スジ煮込み」(385円)は、人気メニューのひとつ。

牛スジ煮込みは大衆酒場や居酒屋の定番料理ですが、福山バットの牛スジ煮込みはひと味違います

牛スジ煮込みで使われている牛スジ肉は、和牛肉

福山バットは老舗焼肉店「孫悟空」と同じ系列店になります。

焼肉店ならではの、選りすぐりの牛スジ肉を使っているのがポイントです。

さらに味付けに使っているのは、焼肉 孫悟空で伝統的に使っている味噌ダレ

福山バット:牛スジ煮込み

タレは、甘めの甘辛味です。

赤身はホロホロとしていて、タレの味がシッカリ染みており、肉のうまみも濃厚。

脂身はプニプニとした食感で、脂身特有の甘味が広がります。

これは酒がすすむ味わいです。
ごはんもすすむ味だと思います。

福山バットの牛スジ煮込みは、肉も味付けも焼肉店ならではのこだわりが詰まった、味噌風味の絶品牛スジ煮込みです。

とり皮串

提供:福山バット
提供:福山バット

常に人気上位に入るという、福山バットの人気メニュー「とり皮串」(1本 154円)。

名前のとおり、鶏の皮を串に刺した焼鶏です。

福山バット:鶏皮串

皮を食べると、パリパリッと軽快な音がする食感で、香ばしさが口の中に広がります。

福山バット:鶏皮串

皮の内のほうはモッチリとした弾力のある食感です。

そして、やさしい甘さが楽しめます。

福山バット:鶏皮串

また皮にかかるタレは、甘い味わい。

このタレの甘味が絶妙です。

皮の表面のパリパリ感と香ばしさ、皮の内側のモッチリ感とやさしい甘さ、タレの絶妙な甘味が三位一体となって味わえるのが、福山バットのとり皮串の魅力だと感じます。

これは1本では物足りません。
数本注文したくなる、クセになるメニューでした。

懐かし浜だれ焼いか

福山バット:浜だれ焼いか

「本日のおすすめ」からレギュラーメニューに昇格した「懐かしの浜ダレ焼いか」(550円)。

細かく縦長にカットされたイカが、タップリと盛りつけられています。

福山バット:浜だれ焼いか

タレは、甘味と塩味のある濃厚で奥深い味わいです。

福山バット:浜だれ焼いか

イカは、一口か二口ほどのサイズにカットされています。

福山バット:浜だれ焼いか

イカを一口食べてみると、ムチムチとした歯ごたえのある食感。

噛みしめると、歯の動きに連動するような歯ごたえを楽しめます。

福山バット:浜だれ焼いか

タレの味わいと淡白なイカの味わいが、よく合うと思いました。

噛みしめるごとにおいしい味を楽しめ、酒がすすむメニューです。

淡路島玉ねぎバター醬油

福山バット:淡路島玉ねぎバター醬油

福山バットの特徴のひとつが、フランス料理の要素が楽しめるメニューがあること。

その中で、ぜひ食べてほしいのが「淡路島玉ねぎバター醬油」(418円)です。

淡路島はタマネギの全国的な名産地として知られています。

その淡路島産タマネギ半玉を惜しげもなく使い、フランス料理のノウハウを生かしたソースを上からかける料理です。

福山バット:淡路島玉ねぎバター醬油

フランス料理は、ソースが重要だといわれます。

淡路島玉ねぎバター醬油は、料理長・喜多村さんのフランス料理の経験が、存分に生かされた料理といえるのではないでしょうか。

福山バット:淡路島玉ねぎバター醬油

シンナリとしたタマネギは、とろけるような柔らかさ。

福山バット:淡路島玉ねぎバター醬油

そしてタマネギのやさしい甘味とみずみずしさ、さらに香ばしさも同居します。

福山バット:淡路島玉ねぎバター醬油

そこにソースの甘味と塩味とバターの風味とが合わさり、絶妙なバランスの味わいを楽しめました。

タマネギのおいしさとソースの味わいが楽しめる、シンプルながら奥深い料理だと思います。

バットボール、ゴッサムボール

福山バット:バットボール

2022年(令和4年)3月、福山市と漫画・映画『バットマン』シリーズに登場する街「ゴッサム・シティ」は、友好都市提携を結びました。

それにちなんで生まれたメニューが「バットボール」(528円)と「ゴッサムボール」(891円)です。

バットボールはいわゆるコークハイ(コーラハイ)で、コーラ味のハイボールのこと。

左:バットボール、右:ゴッサムボール
左:バットボール、右:ゴッサムボール

そしてバットボールの量を2倍にしたものが、ゴッサムボールです。

定番のメニューからオリジナルのメニューまで、リーズナブルでおいしいメニューがそろう福山バット。

料理長・喜多村陽一さんへインタビューをしました。