YouTuberのHIKAKIN(ヒカキン)さんが1月3日にYouTubeチャンネル「 HikakinTV 」を更新。

実際に1000万円もの募金をする様子を公開し、令和6年能登半島地震の募金を 呼びかけました 。

時事通信

動画「【1000万円募金します】令和6年能登半島地震にヒカキンと一緒に募金しませんか」を公開。

2011年の 東日本大震災 や2017年の 九州北部豪雨 、2018年の 西日本豪雨 などでも募金の呼びかけを行なっていたヒカキンさん。

今回は2024年1月1日に石川県能登半島を中心に発生した大地震を受け、自身の地元が受けた被害や支援募金の方法などについて話す動画を投稿しました。

ヒカキンさんは1月1日の0時に結婚を発表

結婚発表の動画を1月1日に公開した後、ゆっくりとお正月を過ごしていた同日夕方に発生した令和6年能登半島地震。

「いてもたってもいられず、少しでもこのHikakinTVというチャンネルの影響力を使って何かできないのかと考え、急きょ撮影しています」と話し始めました。

ヒカキンさんの母親は新潟県で震度5強の地震に

動画では自身の出身地である新潟県妙高市・上越市について言及します。

ヒカキンの母親が住んでいる地域でも、震度5強の大きな地震が観測されたことを明かしました。

地震発生直後より心配の声を寄せてくれていたファンへの感謝の気持ちを伝えた上で、母親の状況について説明。

母親自身には怪我などはなかったものの、家の中にあった家具などが倒れ、以前ヒカキンさんがプレゼントしたテレビが壊れてしまったことを写真とともに報告しました。

その他に自分でも地元の情報を確認したヒカキンさん。

妙高市でも建物が崩壊する被害があり、子どもの頃遊んでいた河川に津波が押し寄せている映像を見たことを話します。

「それを見て、僕自身も正直信じられない気持ちでいっぱいです」と振り返りました。

「令和6年能登半島地震にヒカキンと一緒に募金しませんか」

ヒカキンさんは、今できることとして募金をあげます。

動画の中では実際に1000万円を募金する画面を見せながら、その方法について説明しました。

今回は「 令和6年能登半島地震 緊急支援募金(Yahoo!基金) 」を募金先として選んだヒカキンさん。

「本当に信頼できる募金先かどうかをしっかり調べた上での募金をお勧めします」と呼びかけます。

クレジットカードからの募金を選んだヒカキンさん。

寄付額の選択肢の上限が900万円までだったため、900万円と100万円の2回に分けて合計1000万円を募金しました。動画の概要欄にも募金先のリンクを掲載しています。

「皆さんもぜひ、動画の概要欄から1円でも多く募金していただけたら嬉しいです」

「一緒に乗り越えていきましょう!」と呼びかけ

ヒカキンさんは他にも、フェイクニュースを拡散しないことや被災者に寄り添う言葉をかけること、SNSでは相手の立場を想像して相手を想う言葉を届けることなどを呼びかけました。

「今後も不安で辛い状況が続くと思いますが、絶対にいつか平穏な暮らしが戻ってくると信じて諦めずに一緒に乗り越えていきましょう!」

「日本中が一丸となって、この災害に立ち向かっていけることを願っております」と動画を締めくくりました。

動画は4日午後4時までに200万回以上再生され、10万件以上の高評価を得ています。

なお、今回の能登地震に関わるYahoo!基金は4日時点で、70万人以上から総額11億円を超える寄付が集まっています。

「本当に尊敬する」「寄付することが出来ました」など大きな反響

動画のコメント欄には、視聴者からの多くの称賛の声が寄せられています。

「毎度思うけど、自身の影響力をこういう方向に全力で活用してるの本当に尊敬する」

「影響力のある人が拡散したり支援してくれるのはありがたい」

「私も寄付しようと思います」

「常に自分のことだけじゃなくて周りのことも考えて行動してるのすごいな」

「方法をシェアしていただき、ありがとうございました。私も寄付することが出来ました。復興を願います」

「自分の知名度にいつも謙虚だけど、こういう時はいつも役に立とうと知名度を有効に使ってるのほんとに好き」