国土交通省は4月1日、「 不動産情報ライブラリ 」をWeb上で公開しました。

公開直後から「とてつもなく使いやすい」と評判になり、人が殺到。サイト上で「しばらくしたのち、もう一度アクセスしていただくようお願いいたします」とお知らせされています。

「不動産情報ライブラリ」、アクセス集中のお知らせ / Via reinfolib.mlit.go.jp

午後5時50分現在はトップページが復旧していますが、4月4日午後には、一時的にメンテナンス画面が表示されていました。

4月4日16時現在、メンテナンス中となった「不動産情報ライブラリ」のサイト / Via reinfolib.mlit.go.jp

同サイトは不動産の取引価格、地価公示等の価格情報や防災情報、都市計画情報、周辺施設情報など、不動産に関する情報がひとまとめになった情報サイトです。

地図などから調べたい場所の不動産をクリックするだけでさまざまな情報を見ることができ、画面のデザインも非常にわかりやすいため、利用者からは「神サイト」「素晴らしい仕事だ」と口コミで評判が広がっていました。

なぜここまで高評価に?

これらの情報は今までも国土交通省や自治体が公開している情報として存在はしていましたが、同サイトではそれらがすべてひとまとめになっており、様々なサイトを行き来する必要がなくなりました。

また、ゼンリン地図と同期しており、地図を移動させるだけで近隣の情報の取得もらくらく行えます。自宅近くの不動産の値段を興味本位で閲覧することや、ハザードマップなどの災害情報、近隣の学校の有無なども表示することができ、興味本位でアクセスしても楽しめる情報が満載。

同サイトの登場により、自宅やマンションの購入を検討する人の強い味方となり、情報閲覧のハードルが下がったことで、適正価格から大きく離れた価格で吹っ掛ける悪徳業者への対策もすることができると期待されています。

さらに、API(適正な手順を踏むことで、プログラムなどから情報を取得できる機能)までもが公開されており、 事前に使用の申請は必要なものの 「素晴らしい仕事だ」と業界内外のエンジニアからも称賛が相次いでいました。

報道機関発表用(開発中の画面) / 国土交通省 / Via mlit.go.jp

SNSでは、

💬「これが正しい税金の使い方!」

💬「API連携させていろんなアプリ作れそう。なかなか面白いな」

💬「誰もが不動産相場情報をより簡単に手に入れられる時代になった」

💬「もう無駄なサイト見なくてい。ちょっと気分いいからシェア」

といったコメントが寄せられ、話題になっています。