4月下旬に閉園する保育園の記録を残そうと、千葉県君津市はいま、ホームページ上に3Dスキャンした保育園内の様子を公開しています。

 まるで保育園の玄関口に立っているかのような画面。
クリックすると、歩いているかのように、前に進むことができます。

 これは、君津市が公開している、保育園を3Dスキャンしたものです。

 公開された保育園は、市が運営する、久保保育園と上湯江保育園、それに常代保育園の3園で、いずれも4月下旬に閉園し、新設されるみふねの里保育園に統合されます。

 そのため、市は、卒園生や家族らが、閉園後もバーチャル空間で思い出を振り返られるよう記録を残そうと、民間の技術を活用し3Dスキャンを実施したということです。

 市の担当者は、「これを活用して、育った保育園を懐かしんだり家族の会話のきっかけに使ったりしてほしい」と話しています。