女優の浜辺美波（２３）が２２日、東京都内で主演映画「もしも徳川家康が総理大臣になったら」（武内英樹監督、７月２６日公開）の制作報告会に出席。公開までのプロモーションへ力を込めた。

　原作は眞邊明人さんによる同名小説。２０２０年、新型コロナ禍でクラスターが発生し未曽有の危機に陥った日本政府が、最後の手段として歴史上の人物をＡＩで復活させ”偉人ジャーズ”として最強内閣を発足させる。

　浜辺は内閣の動向を探り、見守る新人記者役を演じており、「究極の現代で考えるとあり得ない設定を、劇場ならではで体感していただける映画。偉人だけではなく、現代の人も出てくるからこそ、老若男女楽しんでいただける映画になっていると思います。本当に豪華な、駆け抜けるような映画になった。この夏は”もし徳”をたくさんの方にお届けできるよう頑張りたい」と笑顔を見せた。

　この日は脇を固める坂本龍馬役の赤楚衛二（３０）、織田信長役のＧＡＣＫＴ（５０）、紫式部役の観月ありさ（４７）、豊臣秀吉役の竹中直人（６８）、内閣総理大臣・徳川家康役の野村萬斎（５８）と登壇した。

　観月は「原作では男性の偉人のみ。映画では女性も偉人ジャーズの一員に入れたことをうれしく思います。笑って、感動して驚く、お祭りムービーになっている。よろしくお願いいたします」とアピール。竹中はドラマを含めて５度目の秀吉役だが、野村は「三偉人を演じるのは初めて。家康とは思いも寄らなかった。顔ぶれを見ただけでも楽しいのが伝わると思います」とＰＲした。